Keep On Rockin'
とある訪問介護員さんが、とあるご利用者に泥棒の疑いを掛けられた。
「まさかそんな事はありません。」とこちらが言ったところで疑いが晴れるハズも無く、いつか大掃除の時にでも失せ物が発見されるのを待つしかない。
もし見つかっても「こっそり返した。」と思われるのが関の山なんだろうなぁ。
ま、これも珍しくない話で、こんな事が起らぬよう予め契約時には「くれぐれも貴重品等はしまっておいて下さいね。」と説明しているんだが報われていない。
報われないといえば疑われた訪問介護員さんなんだが、すっごく傷ついたことだろう。
悲しいけれど、このシゴトを続けている限りこの種の出来事は起こる。
そーして何度も辛酸を舐めさせられた末、「ま、いっかー。」ってな境地に辿り着く。
何があっても何を言われても「ま、いっかー。」でなんとかなる。
しかし。。。
「ま、いっかー。」で通り過ぎることが出来ないのが実の親のボケ。
長引く入院生活で実母ドリスの発言がいよいよおかしくなってきている。
ボリスも輪を掛けておかしくなってきている。
忙しい合間を縫って面会に行っても恨み事ばかり言われる、報われないことこの上なしだ。
それでいて舅ジャックの大ボケは平常心で聞き流せる。
一方、亭主マイケルはワタシの両親のボケには最もらしい相槌を打ちつつ上手に聞き流している。
でも舅の大ボケは聞き流せなくていちいち訂正しまくる。
おかしなもんである。
いっそマイケルがワタシの両親の面会に行き、ワタシが舅の面会に行った方がうまく行くのでは?とか一瞬考えてみたけど無理だな。
だって舅はワタシが誰だかわからない。
ボリス&ドリスも時々にせよマイケルが誰だかわからない。
誰だかわからん者が見舞いや面会に行っても混乱するだけだろうな。
「こんにちは、ヘルパーです。」とか試しに言ってみるか?
いっそその方がすんなり受け入れられそ。
そうそう、ジャックの記憶からは遂にジルが消えた。
「マイケルを産んだ人はどこ行っちゃったんだろうね?」って訊いたら「そうだよねえ、誰か居るハズなんだけどなあ、思い出せないや。」だって。
長年連れ添った妻も報われないよね。
「まさかそんな事はありません。」とこちらが言ったところで疑いが晴れるハズも無く、いつか大掃除の時にでも失せ物が発見されるのを待つしかない。
もし見つかっても「こっそり返した。」と思われるのが関の山なんだろうなぁ。
ま、これも珍しくない話で、こんな事が起らぬよう予め契約時には「くれぐれも貴重品等はしまっておいて下さいね。」と説明しているんだが報われていない。
報われないといえば疑われた訪問介護員さんなんだが、すっごく傷ついたことだろう。
悲しいけれど、このシゴトを続けている限りこの種の出来事は起こる。
そーして何度も辛酸を舐めさせられた末、「ま、いっかー。」ってな境地に辿り着く。
何があっても何を言われても「ま、いっかー。」でなんとかなる。
しかし。。。
「ま、いっかー。」で通り過ぎることが出来ないのが実の親のボケ。
長引く入院生活で実母ドリスの発言がいよいよおかしくなってきている。
ボリスも輪を掛けておかしくなってきている。
忙しい合間を縫って面会に行っても恨み事ばかり言われる、報われないことこの上なしだ。
それでいて舅ジャックの大ボケは平常心で聞き流せる。
一方、亭主マイケルはワタシの両親のボケには最もらしい相槌を打ちつつ上手に聞き流している。
でも舅の大ボケは聞き流せなくていちいち訂正しまくる。
おかしなもんである。
いっそマイケルがワタシの両親の面会に行き、ワタシが舅の面会に行った方がうまく行くのでは?とか一瞬考えてみたけど無理だな。
だって舅はワタシが誰だかわからない。
ボリス&ドリスも時々にせよマイケルが誰だかわからない。
誰だかわからん者が見舞いや面会に行っても混乱するだけだろうな。
「こんにちは、ヘルパーです。」とか試しに言ってみるか?
いっそその方がすんなり受け入れられそ。
そうそう、ジャックの記憶からは遂にジルが消えた。
「マイケルを産んだ人はどこ行っちゃったんだろうね?」って訊いたら「そうだよねえ、誰か居るハズなんだけどなあ、思い出せないや。」だって。
長年連れ添った妻も報われないよね。
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