行ってきた。
デイルームで他の利用者さんと喋っていた。
マイケルの姿を見つけると小走りに近寄ってきて
「いや~~~~~~、待ってたんだよ~~~~、来るかなあと思って。」
と肩をぱしぱし叩く、超嬉しそう。
それからジャックの自室に行ったのだけど、家具以外何もない。
クローゼットの中は空っぽ。
どーいうこと?
マイケルが洗濯物を持って帰ると「誰かが服を盗んでいった。」と落ち着かなくなるそうな。
なので全部職員が回収し、入浴の時に必要なだけ渡すことになっているとか。
そんなこんなで20分ほど部屋で会話を交わす。
絶対ジャックはワタシが誰だか覚えてはいまい、でもジャックなりに分かっているフリをしている。
「いやああああ、久し振りだねえ、全然会ってなかったものねえ!よく来てくれたねえ!」
って。
んでもって帰りは姿が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。
さびしいんだろうなあ。。。
健康でバリバリ動くジャックは近々グループホームに入所予定す。
話は前後しますがジャック訪問の前にボリスを退院させ、緊急で受け入れてくれるという施設に送り届けてきました。(この辺りのハナシはまた後日)
入院によってボケたボリス、退院の支度をしてるってのにいきなり「バナナ買ってきてくれ」と言い出す。
「いいからとっととシャツ着てくれ。」と急かすワタシ。
その時「はいはい、後で買ってきますから。」と、まるで訪問介護員のお手本みたいにボリスをなだめるマイケル。
ちょっとちょっとぉー、どこでそんなセリフ覚えたのさっ!?
「オレには絶対ヘルパーは出来ない。」とか言っていましたよねえ、やれば出来るじゃん!
すげ---------------びっくりしたとワタシが言うと、「ジャックと付き合っているうちに受け流すことを覚えた。」そうな。
その後もしびんが欲しいだの毛糸の帽子が欲しいだのと言うボリスにその都度、「はいはい、後でね。」とか上手に流してゆく。
それに比べて判っちゃいるけどついつい肉親には厳しい言葉を返すワタシ。。。。。。
なんちってしょんぼりしてしまいましたが、ジャックと面会中のマイケルはボリスを受け流したことなどキレイさっぱり忘れたかのようにビシビシと厳しいことを言ってました。
マイケルもやはり同じ穴のムジナでした、がはは。