珍しく洋花

「アンタは死んだ石田のおじちゃんに似てる。」

と言われると嬉しい。
石田のおじちゃんとは私にとって母方の祖父。
植木や花が大好きな人だった。

そして写真はファンキーピンク・アンスリウム。
休み明け月曜だっちゅーのに、どーしようもなく疲れて帰ってきたら生協から届いていた。
カタログで一目惚れしたので注文したんだが、実際手にとって見てみるとマジ可愛い。
植物にココロ和ませるようになったワタシ、「アンタも歳とったねぇ～」と母に言われ、ま、そんなもんかもなと思う。

アロマテラピー開眼

ターミナル期のご利用者宅で、訪問看護師さん達と一緒に仕事をする機会があった。
それ自体は珍しい事じゃないが、今回の訪看さんチームはとてもハートフルで今後もいろいろご指導ご鞭撻賜りたいプロフェッショナルだった。
というのも、ご利用者（患者）と家族（介護者）と訪問介護員（ヘルパー）全員が看護しながら介護しながら、一緒に癒されるケアを目指すためにアロマテラピーを取り入れており、その考え方もさることながら、アロマオイルの効能に予想を超えるものがあったから。

どんな効能があったかって、簡単に言っちゃえば可能な限り安らかに清らかに最期を過ごして頂けた。
これはスゴイことだ。
アロマの勉強をしてみたいと思った。

先日、訪看さんが栽培している数種類のハーブをブーケにして贈ってくれたんだが、これをコップにさしておいたら何本か根が出てきたのでプランターに植えてみた。
ネットで探すとなにやら良い香りのしそうな苗が売られているので早速注文。
我が家は庭がないので植物は全て植木鉢かプランターで育てているんだけど、こうなると庭が欲しいなあ......「空いてる土地があるから貸してあげるよ」って言ってくれるヘルパーさんがいるけど、いかんせん河口湖のほとりなので、おいそれと通えないじゃん。
でもなんだか楽しくなってきた、河口湖も良いかも。

やっぱりこれです。

新品未開封がオークションで出ていたのでげっと。
私の携帯、家族からの着メロは「ゴッドファーザー/愛のテーマ」。
M.ブランドも若き日のデ・ニーロも、かっこよすぎてたまりません。
風邪ひいて珍しく発熱し、寝込みながら観ました。

めぶきーの

種まきしてから気温の低い日が続いたし、もともと完熟（？）前の種だったから諦めてもいたのだが、ついに発芽いたしました団十郎。なんともか細い茎なので、どこまで成長してくれるだしょうか？

団十郎

朝顔の種である。
昨年、通りすがりのおばあちゃまが「これはね、団十郎という種類なの。持って帰って種を播くわ～。」と、しこたま摘み取った朝顔を抱えて教えてくれた。
摘んでもすぐ朝顔はしおれてしまう、まして種など付いておらぬのに......季節感のない服装のおばあちゃま、もしやあなたは認知症+徘徊中？

すぐ会社で調べた、行方不明の高齢者を.......ってのは嘘、調べたのは『団十郎』。
確かにおばあちゃまが抱えていたのは団十郎、私には小豆色に思えたが世間一般には茶色で通っている朝顔のことだ。
なんかむらむら興味が湧いて、絶対来年は自宅でこの朝顔を咲かせてみようと決めた。

そもこの団十郎、なぜか公民館の空き地に勝手に自生していて野放し状態、とても誰かが意図して植えたとは思えず、ならば種が出来たら好きに頂いてよかろうと。それから２か月、種はまだかと折をみては様子を見に通った。そうこうするうち、シルバー人材のおばちゃん達が現れて建物周辺の雑草を刈り始めたんだが、まさか団十郎を除けたりしないだろう、まだ咲いてるし..............と一抹の不安を覚えつつ見守っていたのだが。
なんとおばちゃん達ったら、団十郎の横に茂っていたアブチロン（チロリアンランプ）をぶっこ抜きおった！こりゃなんちゅー趣のわからん奴等、このままでは絶対に団十郎も根こそぎやられてしまうに違いない、今のうちに少しでも出来ている種を摘んでおかねば.........って、まだ青い種をそそくさと刈り取ったのだ。
案の定、翌日にはもう団十郎はもぬけのから、菊だけがひっそりと残されいてた。
ふ、おばちゃん達よ、菊だけは馴染みが深いから残しておいたか（毎日仏壇に供えているに違いない）。危険を察知して摘んでおいて良かった、団十郎の子孫。

ここまで書いてきて何を意地になっているんだろう？と我に還った、でもまあいいや、そんだけ団十郎に魅せられたのさ。

もう少し暖かくなったら、土に蒔いてみよう。
完熟した種ではないので発芽するかどうか定かでない、でも久しぶりにすっごくわくわくする。