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懲りずに男性ヘルパーを利用者Cさん(男性)のサービスに同行した。
で、またも玉砕、男性ヘルパーお断りのご要望が。

何で男性ヘルパーが厭なのか、伺ってみる。
すると意外な答えが.....................

「あのヘルパーさん、禿げてるしメタボだし、なんだか鏡を見ているようで。
 自分で自分を介護しているような、妙な気分になるんだよ~~~。」

とのこと。

確かにこのご利用者さん、禿げでメタボ。
男性ヘルパーもそう。
顔は似てないけど背格好がよく似ているし、年齢もさほど違わない。

自分で自分を介護しているような妙な気分

う~~~~~ん、すっごい納得。
納得出来すぎて密かに爆笑。
すみません。

男性だから厭という理由でなかったことにホッ。
「妙な気分だけど、男性でもいいよ。」とお断りを撤回して頂いてホッ。

昨日まで荒れ狂っていた気持ちが漣の如く鎮まりましたさ。
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男性利用者Aさんのサービスに、男性訪問介護員(ヘルパー)をワタシが同行してサービス内容を引き継いださ。
その翌日、Aさんの奥様から担当ケアマネジャーに電話があり、「主人が男性ヘルパーは嫌だと言っている。女性ヘルパーを派遣して欲しい。」と言ったそうな。

なぁにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!?

ワタクシどもは、あくまでも介護保険による訪問介護サービスを提供しているのであって、女性を派遣しているのではありません。
それでも女性を寄こせ~~~、と言うなら違うところに自費で頼めっ!!
奥様もまたどんな気持ちでスケベ亭主の我儘を聞き、ケアマネジャーに申し入れたやら?

また別の男性利用者Bさんも、男性ヘルパーは嫌じゃと言う。
「普段、家族から邪険にされてるから、やっぱ女性ヘルパーさんに優しくして欲しい。」だそうで。

ぶぁっかやろぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!

訪問介護員は、訪問介護を必要とする人達に優しくする為に派遣されるのではないのだっ。
自立支援のために行くのだっ。
女性に優しくしてもらいたかったら、然るべきところさ行ってサービスしてもらって来いっ。

あ-------------------、腹が立つ。

もしワタシが将来利用者になったらワタシも言ってやる、「美青年介護員を連れてこいっ。」ってな。
んでオムツ替えさせたる。
もちろんAさんとBさんところは男性介護員を毎日派遣したる。
ついでにワタシは角刈りにして髭伸ばして行ってやる。
んでもってトイレ借りて立ってオシッコしてきたる。

って職場で鼻息荒くしてたけど、同僚の皆さん誠意を持って聞き流してくれました。
いつもありがとう。

「生まれつき全盲なので生活全般に困っている、助けて欲しい。」

と訴える高齢者がいるので面接に行ってきたら............................................

なんとアナタったら団十郎のおばあちゃまじゃあ~りませんかっ!
しかも認知症どころかバリバリ頭クリアじゃん。

見えてるだろっ。
とある訪問介護員さんが、とあるご利用者に泥棒の疑いを掛けられた。
「まさかそんな事はありません。」とこちらが言ったところで疑いが晴れるハズも無く、いつか大掃除の時にでも失せ物が発見されるのを待つしかない。
もし見つかっても「こっそり返した。」と思われるのが関の山なんだろうなぁ。
ま、これも珍しくない話で、こんな事が起らぬよう予め契約時には「くれぐれも貴重品等はしまっておいて下さいね。」と説明しているんだが報われていない。

報われないといえば疑われた訪問介護員さんなんだが、すっごく傷ついたことだろう。
悲しいけれど、このシゴトを続けている限りこの種の出来事は起こる。
そーして何度も辛酸を舐めさせられた末、「ま、いっかー。」ってな境地に辿り着く。
何があっても何を言われても「ま、いっかー。」でなんとかなる。

しかし。。。
「ま、いっかー。」で通り過ぎることが出来ないのが実の親のボケ。
長引く入院生活で実母ドリスの発言がいよいよおかしくなってきている。
ボリスも輪を掛けておかしくなってきている。
忙しい合間を縫って面会に行っても恨み事ばかり言われる、報われないことこの上なしだ。
それでいて舅ジャックの大ボケは平常心で聞き流せる。
一方、亭主マイケルはワタシの両親のボケには最もらしい相槌を打ちつつ上手に聞き流している。
でも舅の大ボケは聞き流せなくていちいち訂正しまくる。
おかしなもんである。
いっそマイケルがワタシの両親の面会に行き、ワタシが舅の面会に行った方がうまく行くのでは?とか一瞬考えてみたけど無理だな。
だって舅はワタシが誰だかわからない。
ボリス&ドリスも時々にせよマイケルが誰だかわからない。
誰だかわからん者が見舞いや面会に行っても混乱するだけだろうな。
「こんにちは、ヘルパーです。」とか試しに言ってみるか?
いっそその方がすんなり受け入れられそ。

そうそう、ジャックの記憶からは遂にジルが消えた。
「マイケルを産んだ人はどこ行っちゃったんだろうね?」って訊いたら「そうだよねえ、誰か居るハズなんだけどなあ、思い出せないや。」だって。
長年連れ添った妻も報われないよね。

裕也、残念ながら力尽き、100年の生涯を閉じたと連絡が入りました。
ひそかに予測したとおり、ご家族が目を離した隙に息を引き取ったそうです。
しかし幸いなことに、とても安らかな顔だったとか。
あとは掛け軸にしたためられた指示に従って進行していることでしょう。
最後のお別れは遠慮しました、出来れば皮ジャン革パンツ+サングラスで旅立ちのお仕度を整えてあげたかったけど、きっとご家族がそのようにされたと思います。

実は家族の事情により、私たちは来月以降から定期訪問することになったんです。
なので最期を看取るどころか、前回訪問したのが最後になってしまいました。
すっごく残念。
ちょっと泣いちゃおうと思ったら別の緊急の電話が入り、裕也との思い出に浸る暇もなくすっ飛んで行かねばならなくなりまして。
これはもしかすると裕也が「とっとと働くんじゃー!」と檄を飛ばしているのではと思ったりしました。

気を取り直し、いざ出動しようとした私の眼にその時飛び込んだ物が何だったか分かる人がいたら神です。

そりは先々月分の請求書。。。

死亡届を出すと口座が凍結されますよね。
凍結されたら引き落としされないじゃん!!
うわゎゎゎ、家族がいるうちに集金しに行かないと--------------------------っっっ!!!

って、葬式するより早く目を白黒させてたら、亡くなられた日の前日が講座引き落とし日だったことに気づき、すんげーホッとすると同時に、流石裕也、日を選んで逝ったのだな~とか恐れ入ってしまいました。

そんなこんなで今日も一日めまぐるしく、泣くに泣けない私の代わりに雨が降りました。

写独楽
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